海外生活

海外駐在員になると軽減する!? 日本のサラリーマンストレス3選

海外駐在員になると、都心サラリーマン生活と比べてライフスタイルが大きく変わるため、東京で働いていたときにストレスと感じていたことが、いくつか軽減されました。

こちらの記事では、ヨーロッパで8年駐在員をしているアビクラが、東京で働いていた時と比べて、軽減したと思うストレス3選をご紹介します。

  • ストレスフルな都心で働くサラリーマンの方
  • 駐在員に興味のある方
  • 海外で働くことに興味のある方

それでは早速行きましょう!

海外駐在で軽減したストレス3選

満員通勤電車地獄

言わずもがな、都心サラリーマンが避けては通れない日常、通勤地獄。

アビクラも東京勤務時代は朝7時ごろに家を出て、雨の日も雪の日も駅まで歩き、乗ろうと思っても乗れない電車に体を押し込めて、、会社に着くころにはヘトヘトで業務を開始したことを強く記憶しています。

最近はテレワークも進み、勤務時間のフレックス制度が充実してきているので、以前よりは通勤の頻度とストレスは減ってきているとは思います。

それでも対面でのコミュニケーションとか、オンラインでは気持ちが伝わらないとか、なんだかんだ、出社頻度も少しずつ戻ってきていますよね。

海外駐在員は、ロンドンやNYなどの大都市以外では、社用車を支給されての車通勤が一般的です。(または、専属のドライバーが付く場合も)

もしくは、自宅から徒歩圏内にオフィスがある等、東京のような長時間通勤は全くと言っていいほどなくなります。

平均的な駐在員の朝の通勤時間は、車で10分程度、遠くても40分程度が大半ではないかと思います。

徒歩と電車通勤をしなくても良いので朝時間の余裕ができ、体力を消耗することなく業務をスタートできることが、これほど快適なことかと強く実感しました。

 

無駄な飲み会

会社の飲み会も以前よりは減ってきているのは事実だと思います。

それでも、歓送迎会や会社の上司からのお誘いなど、サラリーマンをしていると何かと飲み会文化はまだまだ根強く残っています。

アビクラも幹事を役回りのときは、お店決めからメニュー設定、席順やら当日の仕切りから費用回収、、あとからアレはマズかったなどクレームを受けるところまでの一連のプレイを管理しなくてはならず、就業時間よりもストレスを感じていました。

少人数の飲み会に誘われるとしても、会社の愚痴やら同じ話の繰り返しで得られることも多くはなく、ほとんどのケースでは断っていましたが。。(そういう面倒な人からの誘いを断るのもストレス)

アビクラは、サラリーマンの飲み会文化を全面から否定しているわけでは全くないのですが、個人的には、なによりも、飲み会コストよりも貴重なフリーの時間が削られることに無駄を感じていました。

海外駐在の場合、そもそも日本人駐在員がそこまで多くないことや、車通勤ということから、飲み会自体が日本の時の1/3以下に減ったのではないかと思います。

その分を家族との時間に充てたり、読書や勉強、趣味の時間に充てられるようになりストレスが激減。

また、駐在員が参加する歓迎会は、会社規定での会社費用負担ルールがあったり、出張時の最低限の飲食は会社持ちになっているケースも多いので、金銭面的にも負担は軽減します。

あとは同地にいる他の企業の方々とのゆるい飲み会がメインになってきますので、興味があれば参加してみるというスタンスで、異業種交流のような感覚に近いです。

狭い会社内だけのの飲み会とは大きく違います。

貯蓄スピードへの不安

海外勤務手当や役職手当、物価が高い国であれば調整が入るので、手取り収入でも大きく給与がアップするのはご存じの通りです。

日本にいるときよりも高い給料をもらっているので、海外旅行やブランド品に散在している人も比較的多く見受けられますが、駐在員の立ち位置をフル活用すれば、生活費や食費などの支出を最適化すれば、給与の半分以上を貯蓄や投資に回すことは難しいことではありません。

年齢やポジション、家族構成、駐在している国にもよりますが、ざっと手取りベースで3倍くらいは日本の給与と差がつくのではないでしょうか。

言い方を変えれば、海外駐在1年間の貯蓄スピードは日本の3年間に匹敵しますので、海外駐在ステータスはかなりのアドバンテージになると思います。

そりゃ、海外駐在もストレスは多い

海外駐在の良いところばかりにスポットライトを当ててしまいましたが、当然ストレスを感じるポイントも多くあります。

面倒な人間関係が減るかわりに、日本の家族や友人に会う機会はぐっと減ること。

飲み会は減るとは言え、小規模国で駐在員が少ないケースでは横のつながりが強く、会社を代表する立場から、断ることも簡単ではないケースも多々あること。

食事や買い物も、日本であれば簡単なことが、海外ではお金を出しても手に入らない等、挙げればキリがなく、海外ならではのストレスも多々あります。

それでも、アビクラは海外駐在のプレミアチケットを手に入れ、会社の費用で給料を貰いながら、海外生活を経験できていることは、人生を豊かにする上では相対的に良いと思っています。

ご家族がいる場合はもちろん了承を得なければいけませんが、少しでも海外に興味がある方は、チャンスを掴んで、一度は経験してみるのもオススメです。

海外駐在員のメリット・デメリットはこちらの記事にも詳しく紹介しているので、良ければ読んでみてくださいね。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はアビクラ目線で、海外駐在と日本のサラリーマン生活を比べて、ストレスポイントが減ったというお話をさせて頂きました。

今は転職や副業なども以前よりもハードルが下がってきていますし、働き方の見直しが進んでいることから、アビクラが8年以上前に経験したよりも都心で働くことへのストレスは軽減していると推察します。

この記事ではもう少し視野を広く、サラリーマンとして働くという軸に、海外駐在員、海外で働くという目線も加え、当たり前のように感じている仕事のストレスを見直すきっかけになれば幸いです。

現地からは以上です。

ABOUT ME
アビクラ
日系メーカーでヨーロッパ海外駐在8年目の30代サラリーマン。 駐在員ならではの生活情報、観光、出張時の役立ち情報を発信中。 →現在フランス駐在 : 5年目 訪問国数 : 25 (2022年11月時点) 【保有ステータス&得意技】 - Star Alliance Gold (SFC) - Marriott Bonvoy : Gold - Accor Live Limitless : Gold - TOEIC 910点 - "超"サバイバルレベル : ロシア語・フランス語 トルコ語 - ジーンズソムリエ