ファミリー駐在や長期滞在でパリに長らくいると、色んな観光地に行き尽くしてしまうので、趣を変えて水族館に行ってみたいなと思うことはありませんか?
ただ、「パリにも水族館はあるだろうけど、しょぼかったり混んでいたりで十分に楽しめなさそう、、」という疑問もあるかと思います。
安心してください。12区にあるポルトドレ水族館は、混雑とは無縁の隠れ家的週末おでかけスポット。お子さんがいる駐在ファミリーにオススメです。
パリ駐在のファミリーにポルトドレ水族館がオススメな理由はこちら。
- 12区のちょっぴりマイナーな観光エリアで人が少なくて快適
- 入場料は大人8€ / 18歳以下は無料と良心的
- 2021年に改装を終えたばかりで、館内はとても綺麗
- 熱帯魚の水族館なので、ニモみたいな魚が多くて癒される
- 館内はバリアフリーでベビーカーでもスイスイ
- 子供も水槽の目線で見やすいよう足場が設置されている
- 休憩できるカフェも併設
- 巨大なクジラの3Dや、珍しいアルビノのワニなど面白いコンテンツ
パリにある水族館といえば、トロカデロ宮にある「シネアクア」がメジャーですが、観光スポットど真ん中に位置しており、混雑していることや入場料金も高め(大人20.5€)なので、個人的に週末スポットとしてはそこまで惹かれません。
こちらの記事では、ポルトドレ水族館に2歳児と一緒に遊んできたレビューを交えて詳しく解説したいと思います。
それでは早速いきましょう!
フランス旅行計画に役立つサイト
基本情報
施設名 | ポルト・ドレ熱帯水族館 |
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住所 | 293 Av. Daumesnil, 75012 Paris |
営業日 | 火曜日〜日曜日(月曜定休) |
営業時間 | 10:00-17:30 (土日は10:00-19:00) |
入館料 | 大人 8€ (18歳までの子供は無料) *移民博物館とのセットチケットは12€ |
公式URL | 公式HP |
最寄駅 | メトロ8号線 Porte Doree |
所要時間 | 水族館だけなら 約1時間 |
ポルト・ドレ宮に併設の、国立移民史博物館は、19世紀以降の移民の歴史を学べる博物館、この建物も1931年にパリで開催された植民地博覧会の会場になったそう。(良い感じに観光客が来なさそうなコンテンツなのもGOOD笑)
興味がある方は水族館と博物館のセットチケットも買えますが、博物館は子供は楽しめないと思いますので水族館だけのチケットを選択。
館内の様子
チケット売り場(当日券で問題なし)
まず、建物に入ってすぐ右側にチケット売り場があります。
今回は土曜日に訪問しましたが、見ての通り来場者はとても少なくチケット購入もサクサクでした。
見学前にいっておきたいトイレは、チケットエリア方向に女性用が、カフェ方向の端に男性用があります。(とても綺麗です)
チケットを買って、トイレを済ませたら、いざ水族館へ!カフェの横のカウンターにチケットを提示して、地下へ降りて行きます。
水族館に潜入して熱帯魚ゾーンへ
水族館内はゆったりとしたスペースを設けてあり、とても見やすいです。
来場者は子供連れのファミリーが比較的多いので、子供たちも自由きままに走り回ったり、おしゃべりしていてもまったく気になりません。
ポルトドレは熱帯魚に特化した水族館なので、ファインディングニモに登場する色鮮やかなお魚や、ピラニア、電気うなぎなども鑑賞できます。奥のケージには色素が薄いアルビノのワニが2匹放し飼いにされており上から安全に見下ろすことができます。全身真っ白なワニはとても神秘的です。
ちょうど2021年に改装を終えたばかりなので、館内は清潔で綺麗な水槽でとてもクリアに魚をみることができる点もGOODです。
等身大のクジラは人間の動きを認知する3D
え?クジラいるの?と思いましたが、水槽に模したおおきなビジュアルプロダクションになっています。
カナダのデザイン制作会社によって作られているそうで、水槽の近くにいる人間を認知してこちらを向いたり、泳いできたりします。子供も最初は怖い怖いといいながらも楽しんでいました。
アルビノのワニを見下ろすエリア
水族館の奥に進むと、下に吹き抜けているエリアを発見。その下にはアルビノのワニを2匹観ることができます。
たまたま寝ていたのかあまり動きはなかったのですが、ワニがいそうな湿地帯が再現されたエリアにたたずむワニは小さいながら迫力がありました。
カフェも併設されていて休憩できる
館内の地上階にはオープンスペースのカフェもありますので休憩することができます。
コーヒーやちょっとした菓子パンなどが売られていました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
土日でも人はまばらで地方の水族館といった雰囲気がありますが、いざ見学してみると、改装したばかりで綺麗でバリアフリーな館内、大きい熱帯魚水槽や3Dをフル活用したクジラエリアなどエッジの効いたコンテンツもあり、行ってみると大人も子供も快適に楽しめる水族館になっています。
もちろん、江ノ島水族館や美ら海水族館のレベルでは当然ありませんが、だからこそファミリー向けの週末スポットにぴったりとなっていますので、パリの週末の計画を検討されているファミリーの方は一度行ってみてくださいね。
現地からは以上です。