パリのド定番の観光スポット、凱旋門。シャンゼリゼ大通りの頂上に鎮座していて年中観光客で賑わっています。
そりゃパリに来たら行ってみたい凱旋門だけど、「子連れでも上までストレスなく登って楽しめるのかな?」という疑問をお持ちのファミリーも多くかと思います。
ですが、ご安心ください!
結論、子連れであれば屋上手前までエレベーターを使用できます。
地下通路と凱旋門のテラスに出るために50段くらいの階段を登る必要がありますが、通常ルートの地上かららせん階段を使うルートより数倍も楽に登ることができます。
こちらの記事では、実際に2歳児と楽しんできたレビューを交えてご紹介します。
是非、凱旋門からしか見られない圧巻のパリの風景を家族で楽しむことができますよ!
それでは、早速いきましょう!
基本情報
エトワール凱旋門は、もともとは1806年にアウステルリッツの戦いに勝利したナポレオンが建設を命じてスタート。しかし、1936年の完成時にはナポレオンはすでに亡くなっており、1840年に改葬された時に凱旋門を潜ったようです。今は毎年5月の戦勝記念日の国事行事などが行われている、フランスの重要スポットになっています。
施設名 | エトワール凱旋門 / Arc de Triomphe |
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住所 | Pl. Charles de Gaulle, 75008 Paris |
営業日 | 定休日無し |
営業時間 | 10:00〜22:30 |
入場料 | 大人13€ / 18歳以下は無料 (25歳以下のEU在住者も無料) |
公式URL | 公式HP |
最寄駅 | メトロ1,2,6号線 Charles de Gaulle Etoile |
チケットの買い方
公式HPもしくは、パリミュージアムパス、チケット代理店、当日券(= 現地で並ぶ)で購入可能。
当日券は購入するための列に並ぶこと、セキュリティ突破にかなり時間がかかることが予想されるので、事前に日時指定チケットを購入することをオススメします。
凱旋門へのアクセス(地下通路で)
シャンゼリゼ通りに行けば、坂の頂上にどどーーん!と鎮座しているので、迷うことはないと思います。行くとわかりますが、凱旋門は大規模な車専用のロータリーに360度囲まれており、地上からではなく地下通路を通ってアクセスします。
地下通路は、地上の2箇所からアクセスできます。
ひとつはシャンゼリゼ通りから。凱旋門に向かって右側の歩行者道路のロータリー手前に地下道への入り口があります。(もうひとつは凱旋門を挟んだ反対側のグランド・アルメ通り)
地下通路へ降りるエレベーターはないので、お子さんがいる場合は抱っこするかゆっくり一緒に歩く必要があります。ただ階段と通路は幅があるので、隅っこであれば他の観光客の邪魔になることはありませんのでご安心を。
この石造りの地下通路を2分くらい歩くと、当日チケット売り場と凱旋門にアクセスする上り階段があります。
当日券を購入される方はこちらの列に並ぶ必要がありますが、見ていただく通りとても混雑しています。是非オンラインチケットを買って貴重な観光タイムを節約しましょう。
事前チケットをお持ちの方はここはスキップして、すぐ横の階段から地上へ。ここも下り階段同様にエレベーターはないので、20段くらいの階段を登る必要があります。
地上階(凱旋門の麓)
階段で地上に上がると、オシャレな石畳の凱旋門のふもとに出てきます。このまま凱旋門内部に入る方は、当日券のラインか、日時指定チケット(オンラインチケット)で分かれて並びます。
ちなみに、ここでは第一次世界大戦で戦死した無名戦士のお墓や、追悼の火を観ることができます。
凱旋門内部への入り方
当日券の場合は、こちらでセキュリティチェックの列に並ぶ必要があります。一方、オンラインで日時指定チケットを購入している方は、セキュリティの方にチケットを見せれば、優先的にセキュリティゲートにアクセスできます。
荷物のチェックを済ませたあとに、チケットを提示して、らせん階段を登る流れです。
凱旋門を登る(原則階段、子連れはエレベーター可)
らせん階段は中二階の空間まで202階段あり、キツいと思われるかとは思いますが、原則は階段を登ってのアクセスとなります。
ですが、高齢者や子供連れ、ハンディキャップの方はセキュリティーゾーンから一旦外へ出て、専門スタッフの引率で中二階までの特別エレベーターを使用することができます。
このエレベーターを使うことで、中二階のエリアまでショートカット可能です。
内部の様子
中二階まで到着すると、ブティックや建造の歴史を学べるエリアがある空間にアクセスします。
屋上テラス
中二階から屋上のテラスまでは82段の階段を登る必要があります。階段はひとり分の幅なので、混雑しているときは小さいお子さまは抱っこをして上がっていきます。
屋上テラスからの景色
地上から約50mテラスはとても広く、360度パリの風景を堪能することができます。エッフェル塔の第一展望台は約57mとのことなので、あまり高さは変わりません。
凱旋門から放射状にまっすぐ伸びる大通りは、パリにしかない光景なので見る価値ありです。テラスから見える建物を指す地図などもあるので、ここからパリの観光地をチェックするのも楽しいです。
ギフトショップ
ギフトショップは中二階に位置しており、凱旋門グッズを中心に、本やアパレル、キーホルダーなどの定番商品をゲットできます。
アイテムの取り揃えはそこまで面白いものはなく、ザ・パリといったアイテムが少し割高で売られている印象です。お土産はシャンゼリゼ通りや他のスーベニアショップの方がいいかも知れません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
パリ有数の観光地、凱旋門に子供連れで登頂するレビューをしました。
結論、お子さま連れの場合は、エレベーターを使って中二階までショートカットしましょう!
屋上までは50段くらいの細い階段を登ることは避けられませんが、これくらいの階段であればお子さんで自力で登ったり、最悪抱っこで一緒に登ってしまうこともできます。
何より凱旋門屋上からパリを見下ろす360度のパノラマは圧巻なので是非チャレンジしてみてくださいね。
現地からは以上です。