先日、ファミリーでセーヌ川クルーズに行ってきました。
結論、川沿いに多く点在しているパリの主要観光スポットを纏めて見れますし、オープンエアーな船上から橋をくぐったり風を感じたりと、子供も楽しめるアクティビティで一石二鳥でした。
こちらの記事ではセーヌ川クルーズの代表格、「バトームッシュ」の乗船レビューをご紹介したいと思います。
- パリの主要スポットを短時間で見たい人
- 子供も大人も楽しめるアトラクション体験をしたいファミリー
- 優雅なセーヌ川クルーズを格安に楽しみたい人
それでは早速いきましょう!
バトームッシュ(Bateaux Musches)とは
バトームッシュは1949年創立のクルーズ会社、セーヌ川クルーズでは最もメジャーです。
今回ご紹介する1時間程度のクルーズのみならず、ランチやディナーも楽しめるコースも用意されているので、旅行の目的に合わせて活用することもできます。
クルーズのルート
アルマ橋の麓にあるバトームッシュ乗り場を出発、上流方面(地図でいう右方向)へ行ってノートルダムを通り越したシュリー橋の“Uターン1”で引き返し、15区の自由の女神象の手前の“Uターン2”で再度Uターンして乗り場に戻る、約1時間のコースとなっています。
船上から見学できるパリ観光スポット
上記の地図に沿って見学できるスポットはこちら。
これらを全部見ようと思うとメトロやバスを駆使してアクセスする必要があるので、一日ではとても廻りきれませんが、クルーズであれば下記のスポットを1時間足らずで見学ができるので、時間の限られた観光客にメリットです。
- グランパレ
- コンコルド広場
- ブルボン宮
- オルセー美術館
- ルーブル美術館
- シテ島
- ポンヌフ橋
- Louis Vuitton本社
- ノートルダム大聖堂
- パリ市庁舎
- シャイヨー宮
- エッフェル塔
チケットの買い方
バトームッシュ公式HPから予約ができますが、Tiqetz 経由の方が便利で楽ちん。
日本語ホームページから簡単に予約でき、取得したQRコードをそのままゲートにかざして入場するだけです。
価格も公式HP経由と同じ大人15€で、前日まで無料キャンセルも可能です。
チケットは日付指定のみ(= 時間・座席指定は無し)
ちなみにチケットは日付だけの指定で時間の指定はありません。
お目当ての時間だけ決めておけばその出航20分くらい前に現地に入れば大丈夫です。
また座席は自由席となっています。
乗船乗り場は
乗船乗り場の最寄駅は、メトロ9番線のAlma-Marceau駅。
アルマ橋の麓の川沿いの坂道を下って徒歩3分程度で到着します。
多くの観光客やバスが降りていきますので迷うことはないと思います。
無料駐車場も完備(空きがあれば)
ちなみに、バトームッシュ利用者は、乗り場横のスペースに無料で駐車可能です。
観光バスもかなり駐車されていますので、その隙間に止める感じにはなりますが、自家用車やレンタカーでお越しの方には便利になっています。
乗船までの流れ
乗船エリアで当日チケットを買うこともできますが、少し並んでいることもあり事前購入がオススメ。
QRコードをかざしてバーを押してエリア内に入りましょう。
乗船開始は約20分前なのでその時間を目掛けて到着がオススメ。
乗船エリアにはトイレは無し・軽食は購入可能
QRゲートから乗船するまでのエリアは簡易的。
トイレはありませんので、事前に済ますか船内で行きましょう。
軽食や飲み物を販売するキオスクはありますが少し割高なので、事前に別で購入してくることをオススメします。
クルーズコースを紹介する簡単な地図が無料配布されており、日本語版もあるのでチェックしておきましょう。
船内の様子
いざ乗船後は、地上階の屋内席か屋上のテラス席を選ぶことができます。
オススメの場所は
結論、クルーズ初めての方には屋上テラス席、かつ階段上がってすぐのベンチ席がオススメ。
理由としては、前後左右に遮るものがなく、気持ちいい風を感じることができます。
階段挙がってすぐのエリアはスペースが広く、巡行中の揺れも少ないので自由に前後左右に立ち上がって写真を撮ることができるのが良いです。
テラス席のデメリットとしてはカンカン晴の日差しが暑かったり、雨などを遮るものはないので要注意です。
トイレは地上階後方
トイレは船内後方に男女別、ベビートイレがあります。
そこまで綺麗とは言えないので、心配な方は極力事前に済ませてくることをオススメします。
屋上テラス席の様子
晴れの日であれば屋上テラス席がベター。写真のように気持ちい風を感じながら右左に出没する観光スポットを見ることができます。
クルーズ船は橋の下をくぐります。頭上数メートルを結構なスピードで通過するのも子供は楽しいと思います。
夏場のカンカン晴れの日は、サングラスや帽子など、暑さ対策を忘れずに!
屋内・左右デッキ席の様子
屋内は少し暗さを感じますが、雨風を凌げる座席。
クルーズを感じたい方にはあまりオススメではありませんが、あんまり人も多くないので、快適にクルーズを楽しみたい方や休憩したい方には良いと思います。
デッキ席は左右に設けられておりどちらかの観光スポットのみが見られる配置。
全部のスポットを見たいという方には向きませんが、人も少なく、川の水がとても近いので、セーヌ川に癒されたい!という方にはオススメです。
気をつける点
夏場は炎天下に晒されることになりますので、サングラスや帽子、日焼け止めなどの暑さ対策、冬場は防寒着を持ってくるとをオススメします。
あとはお水。
船上でも屋内の後方に自動販売機が設置されていますが、割高で売り切れのこともありますので、やはり持参するのが間違いないです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
セーヌ川クルーズのポイントをまとめるとこんな感じ。
- 1時間足らずでパリの主要スポットが見学できる
- 橋の下を通ったり行き交うボートに手を振ったりと子供も楽しめる
- 大人は15€、4歳以下は無料と格安でクルーズを楽しめる
観光客のみならず、駐在員などの方も楽しめる内容なので興味があれば是非遊びに行ってみてくださいね。
現地からは以上です。