パリではオーランジュリー美術館をはじめ、多くの印象派絵画を観ることはできますが、せっかくフランスに来るのであれば、1時間足を伸ばして、モネの印象派絵画のモデルとなったジヴェルニーを見学したほうが10倍楽しめます!
ジヴェルニーではこんな経験ができます!
- モネが実際に晩年を過ごした家を見学(当時のまま保存)
- モネの家に飾られている膨大な日本画コレクションを味わう
- 季節毎に綺麗に整備されたモネが愛した庭園を散策
- 睡蓮のモデルとなった水庭園が想像以上に幻想的
- モネの眠るお墓もいくことができる
- 天気が良ければ、お昼ご飯持参でピクニックができる
- (膨大なモネグッズが揃うお土産ショップも)
こちらの記事では、実際にアビクラがファミリー週末旅行をしてきたレビューからモネの家をご紹介したいと思います。
個人で行くには自信がないという方には、パリ出発のジヴェルニー半日ツアーもオススメです。
それでは、早速行きましょう!
フランス旅行計画に役立つサイト
基本情報
施設名 | クロード・モネ財団(モネの家、モネの庭) |
住所 | 84 Rue Claude Monet, 27620 Giverny, フランス |
営業日 | 定休日無し (4月~10月だけ開園) |
営業時間 | 9:30-18:00 |
入場料金 | 大人11€ 7歳以上の子供 7€ (7歳以下無料) |
電話番号 | +330232512821 |
公式HP | 公式HP |
アクセス | パリ市内から車で約1時間 |
所要時間 | モネの家+お土産ショップ 60分 / 庭園 30分 / 水庭園 30分 / (墓 30分) |
見どころも多いので、所要時間はパリからの移動を除いて2時間程度です。
ジヴェルニーってそもそもどこ?
ジヴェルニーはパリから車で約1時間、ノルマンディー地域(パリの左上)にある人口500人ほどの小さな村。
風光明媚でフランスの原風景を体感することができるため、モネが晩年の拠点としただけでなく、当時はアメリカを中心とした多くの印象派の画家がジヴェルニーに移り住んだようです。
レストランは少ないのでご注意を
ジヴェルニー自体がとても小さい村なので、メジャーな観光地とは違ってレストランやカフェは多くありません。
モネの家の界隈には2-3箇所レストランがありましたが、お昼時はとても混雑している点やありきたりなメニューということから、あまり食事は楽しめないと思います。
ジヴェルニーへの行き方
車でアクセスする場合、ジヴェルニーのモネの家の近くに広めの無料駐車場が数カ所に完備されています。今回はP2という駐車場に停め、徒歩15分くらいでモネの家にアクセスします。
駐車場自体は広いので、ピークの時間帯でも満車で入れないということはないです。
チケットは事前購入する
平日であれば現地での当日券で問題ありませんが、週末に重なる場合は公式HPからの事前購入がベター。詳しい買い方は他のブログなどでも紹介されているので割愛。
後ほど説明する、事前購入券の専用入口からもアクセスできるのでそちらの方がストレスなく見学できます。
駐車場からモネの家へ歩いて向かう
P2駐車場から、クロード・モネ通り(Rue Claude Monet) を東方面に歩いていくと、
この一本道は整備されており、休日は多くの人がモネの家に向かって歩いているので、迷うことはないと思います。
途中には休憩ができるようなカフェや、雑貨屋さんもあり歩いているだけでも雰囲気を楽しむことができます。
モネの家
入場後はまずモネの庭にアクセスすることになりますが、まずは混雑しやすいモネの家へ行くことをオススメします。
オシャレな淡いピンクとビビッドな緑のコントラストが美しい2階
どの部屋からも庭の景色を堪能できるよう、横長に設計されたデザインになっているのでしょうか。
1階 日本絵画が飾られた小部屋
入ってすぐ左の小部屋には、
1階 サロン・アトリエ
モネの家で一番の見どころが、日本画の小部屋の奥にある、モネのサロン・アトリエ部屋。
2階 寝室
2階に上がるとモネの寝室になります。こちらにも壁に所狭しを飾られた絵画。
窓がとても大きく開放的な寝室で、
このベッドからモネも毎朝綺麗な庭を眺めていたことでしょうね。贅沢だ!
モネの寝室の奥には家族の寝室が続き、こちらにも
1階 食堂とキッチン
日本絵画が飾られた階段を降りると、淡い黄色で統一された食堂と、
モネは美食家としても有名ですが、部屋にマッチした綺麗な食器や調理器具もオシャレでこだわりが見られます。
花の庭園 | Le Clos Normand
今回はちょっと寒さも感じる10月頭だったので、
春は桜、夏はひまわりと、
水の庭園 Le Jardin d’eau
続いて、団体入り口(= オンライン予約入り口)
モネが日本庭園をモチーフに設計させた水の庭園。まるで日本の雑木林を散歩しているようなエリアを抜けていくと、メインスポットである池に到着。睡蓮のモデルになった池の周りをぐるりと歩くことができ、フォトスポットもたくさんあります。
ギフトショップ
モネのアトリエだった施設を改装して作られたギフトショップも見
広々とした空間には、
モネのお墓
モネの家から、西へ徒歩10分ほどで行ける教会。
同じ敷地内にはモネの家族も眠っており名前が刻まれています。
芝生エリアでピクニックもオススメ
教会に向かう途中に、誰でも自由に入れる芝生エリアがあり、ピクニッ
モネも散歩したかもしれないこちらの空間は、
パリからのツアーもお手軽でオススメ
車のない方や、公共交通機関で向かうにはちょっとハードルが高いという方には、パリからのツアーガイドもオススメ。
ジヴェルニーへのガイドツアーも申し込むことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
実際にモネが仲間たちと晩年を過ごし、多くの創作活動を行ったジヴェルニーは、想像以上にフランスの美しい原風景を感じることができます。
パリのオーランジュリー美術館でモネの作品をたくさん鑑賞した後は、ジヴェルニーに足を運んで、モネの世界観や実際のモデルとなった風景に触れてみることもオススメです。
また、葛飾北斎や歌川広重などの日
パリからは少し離れているので、もし自力で来るのが少し面倒ということであれば、日帰りのオプショナルツアーなどもあるので、そちらを活用してみるのも手です。
現地からは以上です。