パリにあるユニクロの中で、いちばん便利で大きな店舗はどこにあるかご存知でしょうか?
それは1区にあるオペラ店です。
パリにはユニクロが11店舗(2022年10月現在)ありますが、オペラ店はグローバル旗艦店なので、フランスでもっとも品揃えが多く、観光地からアクセスがしやすい点が特徴です。
パリ観光に来たけど、思ってたより寒くてウルトラライトダウンが買いたい!!下着が足りない!といったピンチの方や、日本では売っていないユニクロのアイテムを買いたい方にもオススメです。
こちらの記事では、下記のような疑問のある方に向けて、訪問レビューを交えながらお答えしていきたいと思います。
- 日本と品揃えは違うの?
- 日本のユニクロとサイズって違うの?
- 価格はどれくらい高いの?
- 日本で買えないアイテムってあるの?
それでは早速行きましょう!
フランス旅行計画に役立つサイト
基本情報
店舗名 | UNIQLO OPERA / UNIQLOオペラ店 |
---|---|
住所 | 17 Rue Scribe, 75009 Paris, フランス |
営業日 | 定休日無し |
営業時間 | 10:00 – 20:00 (日曜日は 11:00-20-:00) |
公式URL | 公式HP |
1866年に建設された歴史的建造物の外観をそのまま利用していることから、圧巻の佇まいです。内装も吹き抜けで明るい店内でなので心地よく買い物ができます。
オペラ旗艦店は観光地の真ん中で便利
地図を見てもわかるかと思いますが、旗艦店のお隣にはオペラ座、ギャラリーラファイエット、プランタン、徒歩15分の距離にはルーヴル美術館が位置しています。
貴重な観光のさなかに急遽ユニクロに行きたいとなった場合でも、時間をあまりロスすることなく買うことができるのは便利ですよね。定休日はなく毎日10時から20時までオープン(日曜だけ11時〜)なのも安心ですね。
ユニクロオペラ旗艦店の様子
混雑を避けたい方は午前中 or 閉店近くの時間がオススメ
地下1階と地上2階からなるとても広い店内では、メンズ・レディース・
ただ、観光の中心地ということもあり終日お客さんで混雑しています。午後の時間帯は店内を行きかうのが難しかったり、試着室に並んだりとストレスもあります。
時間に余裕があってゆっくりユニクロで買い物したいという方は、午前中や閉店に近い時間帯に行くことをオススメします。
1階(レディース・メンズ・UNIQLO U・コラボ商品)
1階はレディース・メンズのアイテムと、真ん中の吹き抜けエリアにはUNIQLO Uやコラボ商品が陳列されています。
各季節にマッチした売れ行きアイテムが並んでいることが多いので、ベーシックなアイテムはこちらですぐ見つかると思います。
店内に入るとすぐ右側にあるのがレディース商品。ベーシックな商品を中心に、アウターやTシャツ、ヒートテックなどまで一通り揃っています。
真ん中の吹き抜けの箇所には、UNIQLO Uやコラボ商品などが陳列。今回訪れたときにはありませんでしたが、2021年に話題となり日本店舗では未発売だったマリメッコのコラ
奥に進んで行くと、メンズ向けのヒートテック、
また、エントランス入ってすぐ左側(レジ方面)には、メンズの新しいコレクションアイテムや定番商品などが並んでいます。
地下1階(レディース・キッズ)
地下1階は、主にレディースのジーンズやワンピース、アウター類、キッズアイテムが豊富にあります。
定番ではあるものの、サイズバリエやデザインが異なるファッション性のあるアイテムが多いので、じっくりと時間をかけてみたいエリアです。
地下はフロア面積に対して陳列アイテムが多くて動線も狭いので、少し圧迫感はあります。
地下のエレベータ付近には、
アビクラ家も2歳の娘がいるのですが、フランスでいくら探してもなかなかコスパの良い子供服が見つからず、しっかりとUNIQLOに助けられております笑。
こちらは不定期かもしれませんが、不良品の割引コーナーもあります。(
2階(メンズ・下着類・UT)
吹き抜けの階段を2階に登っていくと、メンズ商品が並びます。
Tシャツやデニム、パーカーなどの定番商品をはじめ、
細い壁際の通路の反対側には、リピート必至の靴下やパンツなど下着類。
試着室も両脇にありますが、いつも混雑しています。
日本で買うのと何が違う?
ここからはフランスと日本のユニクロの違いを具体的にご紹介したいと思います。
【サイズ】海外のユニクロでは1サイズ下を選ぶのがベター
ヨーロッパサイズは日本とは違い、
例えばこちらはメンズUNIQLO Uの定番のコットンTシャツですが、同じカンボジア産で比べても、
【価格】日本よりも割高なのは覚悟
当然ですがフランスのユニクロは高いです。昨今(2022年秋時点で参考レート 1ユーロ=140円で計算)の為替の影響もありますが、できる限り日本で買いたいですね。
一例までに挙げるとこんな感じで、2022年秋ごろの強いユーロで換算すると、1.5倍以上はするといった感じでしょうか。
- 50色ソックス : 290円 vs 3.9€ (188%)
- ファーリーフリースフルジップジャケット(レディス): 2,990円 vs 29.9€ (140%)
- シームレスダウンパーカ(メンズ) : 14,900円 vs 159.90€ (150%)
- スリムストレートジーンズ(レディス) : 3,990円 vs 39.90€ (140%)
【限定品は?】マリメッコや日本品薄コラボアイテムも在庫はありがち
限定品はあるのか?今のところ日本未発売の海外専用の限定品はなさそうです。
以前、北欧はフィンランドのマリメッコ(Marimekko)とのコラボアイテム がリリースされた際、日本ではオンラインストア限定販売となっていました。フランス店舗であれば様々なアイテムを手にとって試着することができるので、気に入ったアイテムを納得して買うことができます。
また、+JやJ.W Anderson、Engineered Garmentsなどとのコラボアイテムが販売された際、日本では大人気で手に入らないといったことがありましたが、フランスではサイズ・色ともに選び放題ということもあったので、アイテムにもよりますが比較的ゲットしやすいと思われます。
【フリーペーパーも新鮮】フランス語版 Life Wear マガジンがおもしろい
UNIQLOの店頭でゲットできるフリーマガジンのLife Wear Magazineが、UNIQLO商品を使ったコーディネートや、ディティールの紹介などが満載で、読み物としてもとても面白く、毎回最新版を楽しみにしています。
こちらフランスでも、フランス語版(日本語併記)として配布されていて、ちょっとしたフランス語の勉強にもなったり、フランス人との話のネタになったりとても参考になります。
ちょっとしたフランス旅のお土産になると思いますので、店頭で見かけたらチェックして見てくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ユニクロオペラ店は立地がとても良く、必要なものがあれば、時間が限られた観光の合間にもさくっと立ち寄ってユニクロ品をゲットすることができます。
品揃えも日本の大型店舗と変わらない品揃えであり、日本で未発売のアイテム(マリメッコ)や、日本で人気のコラボアイテムは意外にフランスではそこまで人気がなくて買えるといったこともあります。
一方、デメリットとしてはやはり価格差。海外店舗ということで価格は日本の1.5倍程度は覚悟する必要があります。
もう一つのデメリットは混雑。午後のピークタイムはごった返しているので忙しない店内に疲れてしまう可能性も大です。ゆっくり行く際は午前 or 閉店間際の時間を狙って行くようにしましょう。
日本から遠く離れたパリでもいつも使いなれたUNIQLO商品を、
現地からは以上です。