先日は家族でパリ5区にあるWAKAZE PARISに行ってきました。
日本人の方が「日本酒を世界酒へ」というコンセプトで2016年に創業されたWAKAZE。
日本からの輸入ではなく、パリ近郊に自社の酒蔵を設け、南フランスの食米と硬水による新しいアプローチで造られた日本酒は、フランスでも非常に高い評価を受けています。
結論、日本で飲む日本酒とは味わいや香りが違い、スッキリとした味わいのWAKAZE CLASSICを始め、こだわりの一品料理とのペアリングはとても美味しく、一味違うパリの食事体験ができました。
こちらの記事はそんなWAKAZE PARIS訪問録をご紹介したいと思います。
それではいきましょう。
WAKAZE PARIS基本情報
パリノートルダムからもほど近い、5区の小道にひっそりと佇む隠れ家的なお店。
最寄駅はメトロ10番線のCluny La Sorbonne。駅からお店は歩いて5分くらいです。
客層はカップルやおひとり様が多く、店員さんと色々と日本酒について会話したり、しっぽりと食事を楽しまれるお客さんで、落ち着いた雰囲気のお店です。
ネットからも予約できるので、事前予約がオススメです。
店内の様子
店外からぱっと見は少し入りづらそうな雰囲気ですが、中に入ると日本酒専門店とは思えないモダンでスタイリッシュな雰囲気に驚かされます。
日本人スタッフは勿論、日本語が堪能なフランス人スタッフの方も親切に迎えて頂きました。
店内はゆとりのある作りになっており、地上階(カウンターとテーブル)と地下(テーブル)があります。
個人的にはWAKAZEのさまざまな日本酒瓶がディスプレイされた地上階がオススメ。
椅子はハイチェアのみなのでご注意を。
ちなみに、アビクラ家はいつもの通り、子連れでお邪魔しましたが、キッズシートを椅子にセッティングして頂き、親子ともにストレスなく食事を楽しむことができました。
ただ自分で座れない3歳以下のお子様には不向きかもしれません。
日本酒
パリ郊外で作られた生酒を、タップからサーブして頂けるのも嬉しいところ。
目移りするほどたくさんの日本酒がラインナップしてあり、全部試してみたいところでした。
気に入ったお酒があれば、このWAKAZE PARISのお店でボトルを購入することも可能。
スッキリとしたクラシックなものから、ゆずやラズベリーを使ったお酒、どぶろくなど幅広く、どれを飲んでも美味しかったです。(久しぶりに飲みすぎた。。)
お食事
品数はそこまで多くはありませんが、日本酒とのペアリングが楽しめるこだわりの一品料理はどれも美味しかったです。メニューはこちら。
麹を使った唐揚げや、しめ鯖など、パリの日本食レストランでも珍しいお料理も。
まとめ
いかがだったでしょうか。
パリでここまでこだわった日本酒を飲めるとは思いませんでしたが、逆に言えば、お酒文化が発達したパリだからこそ出会える貴重な日本酒のお店と言えるかもしれません。
パリにおける主要な日本のイベントにはWAKAZEのブースが出展されており、試飲やお酒のご説明を聞くこともできます。
お店やイベントでなくとも、フランスのお酒販売チェーンのNicolaでも購入することができるので、気になる方は是非いちど飲んでみてくださいね。(アビクラはWAKAZEの回しもんではありませんが笑)
現地からは以上です。