中東アブダビには世界最大の近代的で美しいシェイク・ザーイド・グランド・モスク。
9億円のペルシャ絨毯や100万個のスワロフスキーのシャンデリアなど豪華絢爛なモスクは、一見の価値があります。
今回は3歳児含む家族3人のドバイ旅行の半日を使って、ドバイ市内から半日で観光ができるGetyourguideのツアーに参加しました。
結論、ホテル送迎と冷房の効いた快適なマイクロバス移動とガイドさんの丁寧な引率で、子供も大人も満足することができました。
こちらの記事は、そんなGetyourguideのザイードモスク半日ツアーの体験記をご紹介したいと思います。
それでは、早速行きましょう!
シェイク・ザーイド・グランド・モスクとは?
シェイク・ザイード・グランドモスクとは、アラブ首長国連邦の最初の大統領「ザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーン زايد بن سلطان آل نهيان」(1918年~2004年)の命によって造られた世界で6番目に大きなモスク(2023年7月現在)です。
40,000人を収容できる巨大なモスク、世界最大のペルシャ絨毯、スワロフスキーのシャンデリアなど贅の限りを尽くした白亜の宮殿のような佇まいは、アラジンの世界に誘われたかのように圧倒されます。
所在地はアブダビですが、ドバイからは車で1時間ちょっとで日帰り観光することもできてオススメです。
今回選択したツアーは?なぜ半日ツアー?
今回はドバイ旅行が目的であまり時間がなく、アブダビまで足を伸ばすか迷ったのですが、やはり世界最大のザイードモスクも見学したい!ということで、こちら、Getyourguideの5時間の半日ツアーに参加しました。
こちらはドバイからは行き帰りのホテル送迎付きなので、ドバイの拠点ホテルから時間と体力を無駄にすることなく移動することができます。
正直、ドバイをメインに観光をされるのであれば、ドバイ観光の時間も割くと思いますので、ツアーではザイードモスクだけを見学するツアーで十分だと思います。
観光スポットやスケジュールに合わせて、他の気になるツアーも見てみてくださいね。
予約方法は?
予約はGetyourgideのウェブサイトから人数と日にちを選択して簡単に予約できます。
上記にあるモスクだけを見学するツアーや、アブダビ市内をもう少し時間かけて回るツアーなど、催行ツアー会社によってさまざまなものがあります。
ツアー全体の流れ
アビクラ家がセレクトしたツアーの流れとしては、朝にホテルにピックアップ、相乗り形式でザイードモスクへ向かい、ツアー形式でモスク見学と自由行動、その後バスでピックアップ場所にドロップしてもらう約5時間の工程。
バス道中にはアブダビやモスクの英語での説明や、モスク見学に必要なヒジャブ(スカーフ)の貸出などをしてくれます。
モスク見学後に、20分程度の自由時間がありショッピングエリアで買い物や軽食をして、ピックアップ場所にドロップして終了です。
下記に具体的なスケジュールをご紹介しますね。
ホテルにバスでピックアップ(8:30)
まず事前に登録しておいた宿泊先にバスがピックアップしてくれますので、所定の時間にロビーで待機。SMSでも「間もなく到着します」といったメッセージを受け取りました。
ちなみに今回はセントレジスダウンタウンで宿泊。
バスは20人程度が乗れるマイクロバス。
自由席となって各々車窓を楽しんだり、添乗員の説明やクイズに耳を傾けながらアブダビを目指します。
道中で女性の参加者向けにヒジャブの貸出を行います。
現地到着、歩いて地下のモールへ(10:00)
ザイードモスクの駐車場にバスを停め、みんなで歩いてザイードモスクへは地下道を通ってアクセスとなっており地下のモールに向かいます。
クーラーがガンガンに効いたモールでモスク前のトイレ休憩となります。
スタバや31アイスクリームを横目に神聖なモスクに向かう所が面白いです笑
モスクツアースタート(10:30)
モスクに入場するにあたって空港のような簡易的なセキュリティチェックを通過します。
その後ザイードモスク建設までのストーリーが描かれた遊歩道を抜けてモスクに入っていきます。
正面の映えスポット
まずは真っ白なモスク外観がお出ましです。刺すような太陽光と真っ白な建物からの照り返しにはサングラスがないと相当厳しいです笑
女性は肌を隠して真っ黒なヒジャブまで纏っているので、暑さでぶっ倒れないか心配なくらいですね。
モスク内部から内庭
モスクオープンスペースではありますが日陰なので少し快適に見学ができるようになります。ガイドの方が装飾や歴史について説明してくれた後は各々が写真撮影。
ガイドも写真撮影しようか?と声をかけてくれるのでパシャパシャと撮りまくりました。
モスク内部
内庭の見学後はモスクの内部へ。
クーラーガンガンでようやくガイドの説明に集中して聞くことができます笑
スワロフスキーを使用したシャンデリアや、絨毯など、モスクの常識を覆すような装飾がとても面白いです。
カートで地下通路まで送迎
出口を出ると20人くらいが乗れるカートが待機しており、それに乗ってモールへ続く地下通路まで乗っけてくれます。
あのクーラーが効いたモスク内からまた歩くのはちょっとキツすぎますからね。
モールで自由時間(13:00)
無事にモールに戻ってくると約20分の自由行動となります。
そこそこ広さもあるので、お土産ショップ3店舗くらい見る程度の時間しかありませんのでご注意を。
アビクラ家は暑さでやられたので、まずは31アイスクリームで小休憩し、実質の自由時間は10分。マグネットを買ったりですぐに集合時間に。
帰路へ(13:30)
ガイドさんと集合し行きと同じバスで帰路へ。
帰りは暑さと疲れでうとうとしながらホテルまで送迎して貰いました。
大体15時頃には宿泊先のホテルに到着、その後ドバイモールに繰り出すことができました!
ツアー参加時の注意点(服装・水)
モスクの内部に入りますので、男性は肩と膝を隠している必要があります。
Tシャツやアンクル丈のパンツでも問題はありません。
女性の場合は首と手首以外の肌の露出、シースルーやボディラインがでてしまうタイトな服装は禁止となっていますので、ゆったりとしたシャツ等が良いでしょう。
もう少し詳しく知りたい方はこちらのサイトも参考にしてみてくださいね。
あと、ザイードモスクと地下モールは、階段や段差も多いのでベビーカーの来場は厳しいと思います。
もしお子さまが小さい場合や抱っこ紐や自力で歩ける(抱っこで対応)方がベターだと思いますので、ご注意ください。
モスク訪問時はとても暑く、特に女性はヒジャブを纏っていることから水分補給をしっかりしましょう。
バスではガイドさんから無料で冷たいお水を頂くことができましたが、自身でもペットボトルのお水を数本持参することをオススメします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ドバイから半日で見学が可能なアブダビのザイードモスク訪問記をご紹介しました。
他にも色々なガイド会社がありますが、今回利用させてもらったGetyourguideの総工程約5時間の半日ガイドツアーは、特に時間が限られた方にもピッタリだと思いますので、興味がありましたら是非活用してみてくださいね。
宿泊ホテルへの送迎、英語での説明やヒジャブの貸出など、こちらでは特に何もしなくてもよくとてもラクちんに観光を楽しむことができました。
現地からは以上です。